恋愛に告白はいらない? ― タイミングは、もしするなら”最後の最後” ―

恋愛

恋愛をしていて、告白のタイミングについてあれこれ悩む人は多いと思います。

でも私は、恋愛に告白という行為はほとんど必要ない、と思っています。

少しでも「え?そうなの?」と思った方は、ちょっと以下の考えを読んでみて下さい。

告白は、多くの場合「割に合わない」

さて、告白といえば、

意中の人に対して、「わたしは、実は、あなたに恋愛感情を抱いています。」という旨を告げ、そこから交際がスタートする。

というイメージです。でもこのプロセス、とても効率が悪いのです。

うまくお互いが好意を持っている場合はいいですが、そうでなかった場合は、(程度・質の差はありこそすれ)この世で二人の人間が、一時的にツラい思いをするわけです。

例えば、同じ学校やクラス、バイト先など、その後も人間関係が継続する環境では、告白はされた側にとっても、大きな心理的負担となって、その後の生活に影響を及ぼします。

つまり告白は、それをする側が相手の気持ちを正確に理解しているのでない限りは、失敗した場合のリスクが大きい「賭け」のような行為です。

また、告白するには、ふつうは大変な勇気が要るし、様々な準備が必要で莫大な労力と時間を消費します。

さらに、「相手の気持ちを推し量る」のは、恋に落ちている人には至難の技です。どう見ても自分に恋愛感情を持っているようにしか見えないような相手の行動も、実は友人としての好意からだった、というケースは多く見聞きします。(私も失敗経験があります)

このように、告白という行為は、成功の確率を見積もるのが当事者にとってべらぼうに難しく、なおかつ失敗した場合のリスクが非常に高い(自分がツライだけでなく、相手もツラくなる可能性がある)。言ってしまえば、多くの場合、それは「割りに合わない」行動です*。

*中学生や高校生が、卒業のタイミングに合わせて、片思いだと知りつつする「思い出づくり」はよいと思います。

一言でいえば、「見返りを求める告白はダメだ」、ということです。



機が熟すのを「待つ」ことのススメ

以前の記事「恋愛の奥義」で私は、「そもそも、告白というのは悪い文化だ」と述べました。そして恋愛で最も重要なことは、「相手に何かして欲しいと思うのではなく、自分は相手に対して何ができるのかを考え、行動すること」だと言いました。

この考えに従うと、上に述べたような「うまく行かない可能性がある状況での告白」は、行動の選択肢としてあり得ません。

なぜなら、相手があなたに「告白して欲しい」と思っているのではない限り、告白という行為は、あなたがあなたの都合で「よい返事」を期待して行う行為であって、決して相手の立場、利益を尊重した行動ではないからです。

「想いを伝えたい」とか、「想いを抱えきれない」なども、告白する側の都合だということを、よく認識するようにしましょう。

「一生分の勇気を振り絞って、告白しちゃおう!」みたいなフレーズをよく耳にしますが、いやいや、無責任なことをよく言うな、と私は思います。相手のことを尊重する人は、そういう「賭け」のようなタイプの告白をしないのです。

では、交際・恋人関係というのは、どのように始まるのか?

それは、以前の記事に書いたとおり、まず相手の良い友人となることです。友達として、その人のファンとして、ひたすら何かして欲しいと思わず傍にいて、ただ相手の立場、状況をよく考えて、喜ばれるようなちょっとしたさりげない配慮を地道に続けるのです。時間をかけて、相手の好意を少しずつゲットしていくイメージです。その好意のポイントがあるレベルに達した時、交際への道は自然と開けます。

自然に開けるというのは、そうやってもし相手があなたを好きになれば、相手はあなたに告白してほしいと思うようになり、何とかあなたに告白させようとしてくるでしょう。そうやっていよいよ襟首をつかまれて「どう思っているの?」と詰め寄られそうになったくらいのタイミングで、おもむろに「好きです。お付き合いしてください」と「言わされる」のでちょうどよいと思います。

友達以上に進展しない」、「そんな時間はない」、「想いを打ち明けずに後悔したくない」などの声が聞こえてきそうですが、それらの問題に対する考え方やより具体的な方法については、また別の記事で書きます。

まとめ

「告白」というのはじつは、若い日本人に特有の文化なのではないかと思います。相手の気持ちは分からないけど、自分の気持ちを打ち明ける、というのは、ある意味自分勝手な行動です。とくに、「自分のなかに、見返りを期待する気持ちがあるのを否定できない場合」には、しないほうがいいでしょう。交際や恋人関係というのは、多くの場合いわゆる「告白」からピタッと区切りをもって始まるものではありません。

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